
番組情報
ドラマや映画、舞台をはじめバラエティまで、あらゆるジャンルで豊かな才能を発揮している俳優・ムロツヨシを主演に迎え、ミュージカル界のプリンスであり、俳優・歌手としても大活躍、現在放送中の日曜劇場『下町ロケット』での好演が注目されている山崎育三郎、1993年にCMでデビュー、以来どんな役でもこなし幅広く活躍する女優・黒川芽以の3人が、謎の天才犯罪者によって誘拐事件の犯人にさせられてしまう!!
天才犯罪者の指示に従って実際に誘拐事件を進行しながら、同時にその正体に迫っていく。圧倒的スリルの中でもクスリと笑えてホロリと泣ける、全く新しいユーモラスサスペンスを水曜の深夜に連続ドラマでご覧いただく。
原作は、2010年に第63回日本推理作家協会賞と、同年・第23回山本周五郎賞を受賞した作家・貫井徳郎が2005年に書き下ろした「悪党たちは千里を走る」(幻冬舎文庫)。脚本は第4回(2014年)TBS連ドラ・シナリオ大賞でグランプリを受賞した渡邉真子が担当する。
自己中心的で偏った価値観を持ち、決して他人を受け入れようとしない高杉篤郎(ムロツヨシ)が、事件を通して園部優斗(山崎育三郎)や三上菜摘子(黒川芽以)とぶつかり合いながら葛藤する姿を描き、“人と人とは分かり合うことができるのか”というテーマに挑む。
ドラマ終盤に明かされる謎解きとともに、その謎の解答を予想してお楽しみいただくなどの仕掛けを盛り込みながら、ストーリーが進むにつれハラハラドキドキする展開と、誘拐事件に踊らされぶつかりあう3人のやりとりが見る人を引き込んでいく意欲作だ。
あらすじ
制作会社のドラマディレクター・高杉篤郎(ムロツヨシ)は、渾身の企画書を上司に盗用されたうえ「会社がなければお前なんかまったく価値がない人間だ」と言われたことに激怒し、会社を辞め、さらに1千万円の借金まで背負ってしまう。
翌日、高杉のマンションでアシスタントディレクターの園部優斗(山崎育三郎)と今後について話し合っていた。園部も金欠の中で子どもができて、将来に不安を感じていた。そんな二人がある計画を思いつく。それはなんと、「犬誘拐計画」。金持ちの家ならば、家族同然に可愛がっている犬でも大金を出すに違いない。
本気とも冗談ともつかぬテンションの中、謎のアラサー女子・三上菜摘子(黒川芽以)が勝手に鍵を開けていきなり高杉の家に上がりこんできた。大混乱の中、さらなる来訪者が訪れる。それはなんと、ターゲットにしていた家の子ども・渋井巧だった。
「どうせなら僕を誘拐すれば?」と摩訶不思議な提案をする巧。
高杉は、大人に対して舐めた態度をとる巧に無意識に自分と重ね合わせ、本気で向き合うことになる。ところがその夜、「ジョン・レノン」と名乗る男から一本の電話が入る。「渋井巧を誘拐した。そして犯人は、あなたです」。困惑する高杉、いったい犯人の真意とは何なのか……。
キャスト
役名 | 役者 | |
---|---|---|
高杉篤郎 | :ムロツヨシ | |
園部優斗 | :山崎育三郎 | |
三上菜摘子 | :黒川芽以 | |
根津一久 | :光石研 | |
陰木光 | :中村靖日 | |
天王寺雄吾 | :夙川アトム | |
園部嫁 | :林みなほ(TBSアナウンサー) | |
渋井亜也子 | :紺野まひる | |
渋井隆宏 | :堀部圭亮 | |
渋井巧 | :大西利空 | |
ジョン・レノン | :??? |
ほか
主題歌
高橋優「クラクション」
原作
スタッフ
脚本 | :渡邉真子 | |
音楽 | :木村秀彬 | |
プロデュース | :池田克彦 | |
演出 | :岡本伸吾、田中健太 | |
製作著作 | :TBS |
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